実習やった:スイッチの基本操作

前回VLANについて概要を書きましたが、今回は実際の設定をしてみたいと思います。


ではまず第1段階
トポロジは以下の通り。PC1とPC2が通信できるように設定しましょう。

★手順
スイッチ使うのは初なのでケーブルにも注意しましょう。
スイッチはレイヤ2、PCはレイヤ7、なのでつなぐのはストレートケーブルです。

ケーブルをスイッチのどこに差し込むかは、トポロジを見ましょう。
今回はPC1側をf0/1、PC1側をf0/2に差し込みます。

PCからスイッチの設定を行うために、コンソールケーブルをスイッチに差し、
PCのCOMポートとつなげます。

PCの設定をしましょう。
IPアドレスサブネットマスクのみでOKです。

さて次はスイッチの設定に入ります。
TeraTermを立ち上げスイッチの電源入れましょう。
ルータみたいなON/OFFスイッチはないので、コンセントにさしたら立ち上がります。
ルータよりちょっと起動早いみたいです。

ログインできたら、デフォルトでVLANがどうなっているのかshowコマンドで見てみましょう。
#show vlan

↑使ったのはCatalyst 2950 シリーズ。24個ポートがあるやつ。ポートはデフォルトで全部VLAN1に属しています。

インターフェースの状態もチェックしておきましょう。
#show interface status


VLANを作り、VLANに名前をつけます。コマンドは
(config)#vlan [番号]
(config-vlan)#name [VLANの名前]   ←VLANコンフィグレーションモード

↑V10作る

show vlanする

↑VLANは新しくできたけど、まだポートが空の状態

F0/1をVLAN10に接続(アクセスポートに設定)。コマンドは
(config)#interface [インターフェース]
(config-if)#switchport mode access
(config-if)#switchport access vlan [VLAN番号]


↑「f0/1とf0/2をVLAN10専用にしますよー」っていう設定。

show vlan。

↑VLAN10にf0/1とf0/2が設定された。

PC1→PC2にping打ってみましょう。

↑成功!




では第2段階。今度は↓このトポロジで実験。

↑PC2側をVLAN20に変えてみる。

VLAN20作成。


f0/2をVLAN20に割り当て。


show vlan

vlan10・f0/1、vlan20・f0/2の組み合わせに分かれた。

ではこの状態でPC1→PC2にpingうつとどうなるか。


完全に部屋分かれてるので、通信はできませんね。
↓こういう状態。