実習やった:VLSMを用いたルーティング & 隣接デバイスをたどって目的のデバイスに辿り着く
・下図のようなネットワークを作りたい。使えるネットワークアドレスは192.168.1.0/24、VLSM利用。ただし各インターフェースには、使用できるIPアドレスの中で一番大きいアドレスを割り当てること。
その後、R2から、隣接デバイスの情報を集めながら、目的のデバイス「CCNA」のコンフィグレーションレジスタの値と、ループバックインターフェースのIPアドレスを調べる。
※R1,R2以外の各デバイスはすべてCisco製品とし、telnetパスワードは「password」とする。
★手順
ホスト数が多いところの計算から始める。
IPアドレス | サブネットマスク | ||
---|---|---|---|
① f0 | 192.168.1.62 | 255.255.255.192 | |
② f0 | 192.168.1.126 | 255.255.255.192 | |
③ ℓ0 | 192.168.1.158 | 255.255.255.224 | |
④ ℓ0 | 192.168.1.190 | 255.255.255.224 | |
⑤ ℓ1 | 192.168.1.222 | 255.255.255.240 | |
⑥ ℓ1 | 192.168.1.238 | 255.255.255.240 | |
⑦ ℓ2 | 192.168.1.246 | 255.255.255.248 | |
⑧ s0(R1) | 192.168.1.249 | 255.255.255.252 | |
⑧ s0(R2) | 192.168.1.250 | 255.255.255.252 |
↓
計算が終わったら、
PCの設定
ホストネームの設定
特権パスワード(平文・暗号文)
コンソールパスワード
telnetパスワード
インターフェースの設定
クロックレートの設定
↓
ルータ2台分設定
↓
show ip interface briefでインターフェースの確認
R1
R2
さてさて。ここでちょっとshow ip interface briefの見方についておさらい。
右側にupとかdownとか書いてありますね。
これ、インターフェースの状態を確認するのに大切な指標です。
Status っていうのが物理層(レイヤ1)の状態を表していて、
Protocolっていうのがデータリンク層(レイヤ2)の状態を表しています。
どっちかdownしてたら、pingも通りません。
(pingでのプロトコルはICMPでありネットワーク層(レイヤ3)なので)
なので、pingで疎通確認する前に、ちょろっとshow ip interface briefするようにしましょう。
※ただしCCNAではこのコマンド使えないかも。そのときはshow interfacesで代用(長いけど)。
で。upとかdownは具体的にどんなことかというと。
物理層 (Status) |
データリンク層(Protocol) | インタフェースの状態 | トラブルの原因 |
---|---|---|---|
up | up | 問題なし | - |
up | down | データリンク層の問題 | ・カプセル化の間違い ・clock rate設定してない ・no keepaliveしてない |
down | down | 物理層の問題 | ・ケーブル破損 ・ケーブル配線の間違い ・インタフェースの破損 |
administratively down | down | ・管理者が意図的にダウンさせている。 ・インターフェースに何も設定してない。 |
・管理目的で、インタフェースをshutdownしている。 |
down | up | ありえない | 物理層がdownすれば、 必ずデータリンク層もダウンする。 |
RIP(v2)の設定
↓
show ip routeでルーティングテーブルの確認
R1
R2
↓
pingで隣接デバイスと疎通確認
↓
R2にコンソールケーブルを差し、show cdp neighbors detailで、?デバイスの情報を取得。
↓
同じネットワークとなるよう、R2のe0のIPアドレスを設定
↓
pingで疎通確認(R2→?)
↓
telnetで?にログイン
↓
?からshow cdp neighbors detailで、隣接デバイスの情報を取得。
「CCNA」の情報も取得。
↓
もし?から、telnetでCCNAにログインしようとしても入れない場合(ルータ側で当該インターフェースのポート23がブロックされている場合)は、他のデバイスから辿るルートを探してみましょう。
↓
「CCNA」デバイスにたどり着いたら
↓
show versionでコンフィグレーションレジスタの値を調べる
↓
show interfaces か show ip interface briefでループバックインターフェースのIPアドレスを調べる。
ちょっと最後の方演習に集中しててTeraTermのキャプチャ取れませんでした。
説明もかなり省いてしまった感じ。。
尻切れとんぼっぽくてすいません。