実習やった:ルーティングプロトコルの優先度

・下図のようなトポロジでネットワークを作り、ルーティングテーブルを見る。

※コンソールケーブルは図から省略


★手順
PCの設定
ホストネームの設定
特権パスワード(平文・暗号文)
コンソールパスワード
telnetパスワード
全てのパスワードを暗号化(service password-encryption)
インターフェースの設定(R2のf0はno keepalive)
クロックレートの設定

ルータ2台分設定

RIPv1でルーティング

show ip route

↑R1

↑R2



さてさてルーティングテーブルについてでやりましたが
ルーティングプロトコルはたくさんあるのでした。


では、早速OSPFを使ってみましょう。

↑初めてだから、?使いましょう。


プロセスIDを指定しろ、と言われました。
このプロセスID、何でもいいんです。好きな番号つけちゃってください。
設定するルータごとに違うのでもよし、全部のルータ同じでもよし。



↑とりあえず、No.1!の1にしておく。


では、次に自分の知ってるネットワークを指定しましょ。

↑どんどん?使うべし

今度は、「A.B.C.D OSPF wild card bits」と言われました。
わいるどかーどびっつ?何のこっちゃい。


OSPFでネットワークを指定するときのコマンドは、
(config-router)# network [ネットワークアドレス] [ワイルドカードマスク] area [エリアID]
なんですが、ここではその「ワイルドカードマスクを入れてね」ってことなんですね。


ワイルドカードマスクとは、サブネットマスクの1と0を反転させた値です。
ワイルドカードマスクがそもそもなんなのかは、私にはよくわからなかったので、
探究心旺盛な方はITproネットワークエンジニアとしてなどを読んでみてはいかがでしょうか。


進めます。

ワイルドカードマスクを入れたらもっかい?を。

今度は「areaってオプション付けて、エリアID入れてね」って言われました。


ぶっちゃけ、CCNAではarea 0しか出ません。
なので、area 0で。
「だからエリアってなんなのか、説明してよ」って思った方は、
OSPFのエリアってどんなの?や、OSPFの特徴・エリアの概念をぜひ読んでみてください。
今の私には、「小さなネットワークが1つのエリアで、ルータを境にしていくつも他のエリアがくっついてる」くらいの、
あっさい知識しかないので。さっきから他力本願ですいません。
あ、ちなみにarea 0はバックボーンエリアともいうそうです。



進めます。

area 0を指定して、晴れて設定できました。
もうひとつのネットワークと、R2の方も忘れずに。


そうすると、ルーティングテーブルに・・・

↑おぉ!?おー!


↑R2にも、おー!


OSPFのルート情報が載りました!!



OSPFのAD値は・・・

110って書いてありますね。
RIPは120だから、RIPよりOSPFが優先されてルーティングテーブルに載ったんですねー。
でもRIP出るの止んだわけではなくて、RIPは出てるんですよ。
今回は、passive-interfaceについてでR1のf0をパッシブにしている設定のままなので、
PCのWiresharkで見ても出ませんが、代わりにOSPFがうざいくらい出てる状態が観察できます。

↑ピンクのがOSPF。10秒ごとに出てます


さてさて続いてのルーティングプロトコルさんはEIGRPです。

?をうつと、「Autonomous system numberを入れてね」って言われました。
オートノーマスシステムナンバー。なんじゃそれ。


これ、AS番号っていうんですが、
同じAS番号を使っているルータ間では、経路情報が共有されるっていう特徴があり、
つまりルータ同士で同じ番号を設定しなきゃ経路情報共有できないってわけですね。


ちなみにASとは、Ray:雑学事典によると、「同じルーティング・ポリシーのもとで動作するルータの集合体のこと」です。
私にはこれもまだよく理解できてないんですが。
とりあえず今んとこ、「ルータには同じ番号設定しなきゃならん」という程度の理解です。



↑1にしておいた


EIGRPでのネットワークを指定するコマンドは、
(config-router)# network [ネットワークアドレス] {ワイルドカードマスク}
です。


↑設定。R2も忘れずに


ではルーティングテーブルを見てみましょう〜!Eって出てるかな?

どれどれ。
あ、AD値が90だからOSPFより優先されて、更新されてる〜!
・・・って、D!?


なんでEIGRPなのにD!?


そう、EIGRPは、Eではなく、Dと表記されるのです。。
まぎらわしっ!

                    ↑お気をつけを。


なんでDなのかとかの説明は、聞いたけどさっぱりわからなかったので、割愛。
なんか、アルゴリズムがどうのって話してた。


あ、もちろんRIPもOSPFも出てて、EIGRPも出てますから、Wiresharkで見ると、こうなります。

↑なんかOSPFのときよりバンバン出てる・・・と思ったら、EIGRPは5秒ごとに出るみたい。