例題を実機を使ってやってみた②

TeraTerm
Router>enable

ルータの名前を付ける
Router(config)#hostname R1

R1(config)#interface fastethernet 0

ファストイーサネットIPアドレスサブネットマスクを設定
R1(config-if)#ip address 192.168.1.254 255.255.255.0

シスコのルータはデフォルトでシャッターが閉まっているので(セキュリティ上)、シャッターをあける
R1(config-if)#no shutdown

R1(config-if)#end

R1#show running-config

自分のPCと通信ができるか調べる
ping 192.168.1.1

ARPの内容を見てみる
R1#show arp 

(プロンプト)
ルータと通信ができるか調べる
ping 192.168.1.254

TeraTerm
R1(config)#interface ethernet 0

イーサネットIPアドレスサブネットマスクを設定
R1(config-if)#ip address 192.168.2.254 255.255.255.0

R1(config-if)#no shutdown

R1(config-if)#end

R1#show running-config

PC1⇔R1、PC2⇔R1の通信が可能であることを確認。



さて。ここでPC2からPC1に向けてpingを打ったらどうなるか?




A:通信できない。なぜならば、PC1はR1⇔PC2のネットワークを知らないし、
 PC2はR1⇔PC1のネットワークを知らないから。

↑こうなる。


じゃあどうすればいい???


お互い知らないネットワークへの通信は、もうルータに任せてしまおう。
近くのルータにパケット投げたら、あとはルータさんよろしくってなもんです。
そのために設定するのが、デフォルトゲートウェイ


私はここでデフォルトゲートウェイの存在意義を知りました(;゜○゜)



デフォルトゲートウェイは、


他の知らないネットワークにパケット送りたいけどあっち側のネットワークはよく知らないや…
ルータさんは知ってるんでしょ?じゃあ、君に送るからこのパケット送っといてよ。
もうこれからは君に全部送るから、あとはよろしくね。


…というやりとりがあったかどうかは定かではありませんが、
その「ここに送っときゃルータさんがどうにかしてくれる」っていう、アドレスです。




すいません、長くなりました。




なので、要するに、PC側でデフォルトゲートウェイを設定しておけばよいのですね。

いつぞやのこの画面。

     ↓

ここです!ここ!
ここでデフォルトゲートウェイを設定しておけば、
PC1⇔PC2が晴れて通信ができるわけですねールータさんのおかげです。



おしまい。








あ。補足。
TeraTermで、ping打ったとき、

R3#ping 172.16.2.1

Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 172.16.1.2, timeout is 2 seconds:
!!!!!    ←ココ
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/4 ms

!が出てきたりするんですが、コレは通信成功したよ!の意味なんですね。
逆に失敗したときは、!ではなくて

R3#ping 172.16.1.1

Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 172.16.1.34, timeout is 2 seconds:
.....    ←ココ
Success rate is 0 percent (0/5)

って出てきます。しーん......  てなもんです。
わかりやすいなー。