実習やった:ハブとスイッチを使ってパケットキャプチャ
・下図のようなネットワークを作り、pingを打ってパケットキャプチャする。
※私は.4のPCだったので.4目線で書きます
.5が.2に向かってpingをうつ
↓
その間、私(.4)も自分のPCのWiresharkでモニタリング
↓
ARPがブロードキャストで飛んだあと、ARPリプライやpingも見えちゃってる…
↑丸見え
上図のように、HUBを中心とした形だと、PCとPCが直接つながってるようなもんで、
ネットワークの数は、5つではなく1つ!なのです。みーんな共有。
じゃあ今度は、私(.4)が.2にping打つ(-tで。-tはずーっとパケット飛び続けます)
↑うざっ
↓
パケットが出続け…
↓
じゃあ…5台が5台とも同じことしたら?
10台では?100台では?もっと大量にパケット流したら???
…まぁ限界はHUBによりますが、そのうち「もう無理っすー!」ってときがくるわけで、
そんな時はHUBの機器の、コリジョンランプがつきます。(collisionとかcolとか表示されてる)
「パケットが行き交いすぎて、パケット同士にコリジョン(衝突)が起きてます!!」って状態。
こういう、コリジョンが起きるようなネットワークの範囲のことを、コリジョンドメインといいます。
↑この範囲まるまるコリジョンドメイン。
これは困りますね。
ではHUBさんの代わりにスイッチさんに登場してもらいましょう。
じゃーん
スイッチは、コリジョンドメインを分割してくれます。
↑この○の範囲だけがコリジョンドメインになる。.2、.3もひとつのコリジョンドメイン。
スイッチは、MACアドレスを学習する頭のいい子なので、宛先ホストにつながるポートにだけにパケットを送ります。
ただし、ARPのようにブロードキャストで送られる場合は、全員に送っちゃいます。だって宛先はブロードキャストだから。
ちなみにブロードキャストは、知ってるネットワーク内でのみで有効なので、スイッチにルータがつながっててもルータはブロードキャストを転送することはありません。ルータはブロードキャストドメインを分割します。
もしスイッチにスイッチ(とか、ハブ)だったら、ブロードキャストは転送します。
スイッチと同じ、レイヤ2の機器としてブリッジがあります。
↑ブリッジはなんだか妙な形で表現するみたいだ
ブリッジもコリジョンドメインを分割してくれます。ポートにつながったホスト台数分のMACアドレスを記憶します。でもブリッジはハブ−ハブとか、1−1の橋渡ししかできないので、現在使われることはまずないですが(スイッチがあるので)、CCNAには言葉として出ます。