実習やった:拡張ACL その2


192.168.2.1→スイッチへのtelnetを拒否したいときの、設定の注意点です。


↑リスト作成、R1のs0に適用。


R1からスイッチにtelnetしてみると・・・

成功しちゃう!!


なぜなら、自分のルータのインターフェースが送信元の場合、
アクセスリストの適用は無視されてしまうのです!!
ここ、アクセスリストの落とし穴です。ご注意を。


なのでこの場合の、適切な適用場所はR2のs0です。


R2(config-if)#ip access-group 102 in
ですね。




余談ですが・・・
1つ1つインターフェースに設定するのって、正直めんどくさいですよね。


そんなめんどくさがり屋さんにはもってこいの、
簡単でわかりやすい設定方法があります。


それは、ルータのvty回線自体にアクセス制御をかけてしまうというやり方です。
(このやり方は、PC→スイッチへのtelnetは拒否できないです。あくまでPC→ルータへのtelnet禁止のやり方ですよ)


リストの作成は今までと一緒で、適用だけちょっと違います。

↑標準アクセスリスト。送信元だけわかってればOKですから。宛先は自分だし、ポート番号は23て決まってるし。


access-classなんでご注意を。


これで

telnet禁止できた。